現代の働き方では、オンラインミーティングが日常となっています。
当社リンケージのエンジニアチームでは日々 Around や Gather と言った疑似オフィス環境を作り、いつでも相談しやすくいつでも雑談しやすく、いつでも会話が生まれやすい環境を意識して作るようにしています。
そのため、クリアな音質と快適な装着感が求められるイヤホンやヘッドホンの選択は非常に重要です。また、マイクのクリアな音質はコミュニケーションをしている相手に安心感をもたらします。
オーディオおじさんとしては、音質だけでなく機能性も考慮しながら日々の業務に最適なイヤホン・ヘッドホンを選びたいところです。
今回は、そんなオーディオおじさんである私が選んだ、オンラインミーティングにおすすめのイヤホン・ヘッドホンをご紹介します。
初手でまさかの**「ヘッドホンでもイヤホンでもないPC本体」**が登場です。
当社エンジニアチームは全員に MacBook Pro を支給している(Windowsとの選択可)ため、事実上の当社開発環境の標準であり**「全員が持っているもの=当社標準機能」**のため、初手でノミネートされました。
MacBook Pro の内蔵マイク、内蔵スピーカーはクローズな環境であれば十分な性能があり、荷物が増えること無くある意味機能的とも言えます。
一方でスピーカーと無指向性マイクであるためオープンな環境では会話内容がダダ漏れであり、当然周囲の音も拾ってしまいます。
標準装備でありスピーカー、マイクともに音質も良好。
閉鎖環境ではないところではたくさんの音をマイクが拾ってしまう。
当然ながら音もダダ漏れで会話が他人に聞こえてしまう。
SonyのWH-1000XM4は、高いノイズキャンセリング性能と素晴らしい音質で、オーディオマニアにも高評価を得ています。
長時間の装着にも耐えうる快適なフィット感と、一日中持続するバッテリー寿命も魅力です。また、ハンズフリーで通話が可能なマイク付きなので、オンラインミーティングでも活躍します。
一方でフルサイズのヘッドホンであるため、折り畳めはしますが一定のかさばり感や重量感はあります。また、耳を常に覆い続けるため長時間の装着に耐えうる快適なフィット感を持った本機であっても、蒸れたり人によっては耳に痛みを感じることがあります。
なお、アプリと連動しており好みの音質にチューニングしてくれる機能は中々に秀逸です。
高いノイズキャンセリング機能、高品位な音質、柔らかなフィット感。
バッテリーが結構長持ち。
アプリの音質チューニング機能が秀逸。
大きいので結構かさばる。
長時間すぎる装着では蒸れたり耳に痛みを感じることも。
ヘッドバンドで頭頂部のヘアスタイルが崩れがち。
ちょっと高額。
Jabra Elite 65 の最大の特徴は高品位な単一指向性マイクが備わっていることです。
本体の重量は軽いため質感としてはチープに感じるかも知れませんが、この軽さは長時間装着する可能性がある業務用ヘッドセットとしては強みにもなっています。
イヤーパッドはもっちりしっとりしており、このもっちりしっとりが耳とフィットしてアクティブノイズキャンセリングにも負けずとも劣らない遮音性を兼ね備えています。